胡弓は、諸説がさまざまありますが、 江戸時代より少し前、400年ほど前の主にポルトガルやスペイン船と公益が盛んだったころに、ヨーロッパからから輸入された楽器が日本風に変化して、広まったとされています。
日本の伝統的な楽器の中で、唯一の弓で弾く弦楽器でもあります。大きさは子供用の三味線くらいです。
音色はのびやかで、三本の弦で和音も弾くことができます。童謡や唱歌、ポップスや懐メロ、アイルランドの民謡などもよく合います。
上の絵は、江戸時代後期の浮世絵師「喜多川歌麿」(きたがわ うたまろ、1753頃~1806年)が描いた「品川の月」という絵の一部です。 現代で使われているものと、ほとんど変わらない姿であることがわかります。
◆好きな曲や思い出の曲を、歌を歌う感覚で弾けます。
◆楽譜が読めなくても大丈夫です。
◆お稽古を継続すれば、100%弾けるようになります。
◆胡弓は軽くて携帯しやすく、楽器としては手ごろな値段です。
◆音が大きくないため、日本の住宅事情に適しています。
◆シニアの方は、指を使うことで、ぼけ防止になります。また、バランスをとろうとすることで姿勢も良くなります。
・ある程度の音色と音量の調節が可能です。ひとりひとりに合った調節の方法は教室で習うことができます。
・ギターやピアノなどの西洋楽器との合奏など、和楽器の枠を超えたグローバルな表現も可能です。
2010年5月より発足した、胡弓の普及活動に、ご理解・ご協力をいただいている方がたの仙台を中心としたネットワークです。
胡弓の説明を含めたデモンスレーション演奏やチャリティライブを企画・実施しています。
日本の楽器『胡弓』を、仙台発の文化として発信していく方を募集しています。
◆胡弓の生演奏を聴いてみたい方
◆文化活動に参加することに喜びを見出してくださる方
◆イベントなどを企画してみたい方
◆みんなで地元を活性化したい方
◆表現者(アーティスト・クリエイター)として、ご自身のジャンルですでにスタイルを確立されていて、日本の弦楽器とのコラボレーションに興味のある方
音や動きで即興的な表現に興味のある方は、ぜひご連絡ください。一緒に、その時にしか創れない表現世界を探ってみましょう。
例えば
◆キーボードと胡弓とコラボしてみたい
◆パーカッションと胡弓とコラボしてみたい
◆朗読と胡弓の組み合わせをしてみたい
◆ダンスと胡弓をからめてみたい
など。ちょっと興味があるかも!と思われたらぜひご連絡ください。
- これまで、さまざまなジャンルの方とコラボしてきました -
◆身体表現とのコラボ
コンテンポラリーダンス、舞踏、太極拳、ヨガ、ピラティス
◆美術系とのコラボ
絵画、書、オブジェなどのアート作品
◆楽器とのコラボ
ピアノ、ギター、沖縄三線、津軽三味線、尺八、龍笛、チェロ、ジャンベ
◆ボーカルとのコラボ
ジャズボーカル、ボサノヴァボーカル
◆その他
映像、演劇、朗読、ポエトリーリーディング、野点(のだて)
ご自宅で、生涯を通して楽しめるものとして、幅広い年齢の方に、ぜひ知っていただきたい楽器として胡弓普及活動を行っています。